ついていなかったって事にしよう。

東日本大震災から地震の影響とは思えない様な出来事が次々と出来する。 まずは膀胱炎の治療だよな。これは5月に入って漸く完治した模様、と獣医殿から伝えられた。動物病院への往復と治療、それまでの待ち時間とほぼ日中一日掛かってしまうのはなんとも申し訳ない気持ちだ。ゴールデンウイークなぞと言ってもどうせ休みはないのだから文句を言わずともよさそうだが「連休がつぶれた」だの煩いんだよ。親父は。

でも直後に親父の親友の一人が癌で他界した。いつもは軽口を叩き合っている友人との電話も妙に神妙でたぶん葬儀の話なのだろう。折々に高校の同窓である仲間と飲み会を催していたメンバーの一人で「飲み過ぎでくたばったら骨くらいは拾ってやる」と互いに冗談を飛ばしていたのが本当になってしまった、と親父はうつむいていた。元気な振りをしていつもの通り飲んだくれているが落胆して肩がまるくなっているのはオレにだってわかる。

数日たって親父が夕食の時、家人に「判ったよ！オレの運勢は今サイテーなんだ。今日来たメールによれば今週の運勢でみずがめ座の生まれは10年に一度の最悪運らしい・・。」・・・・・・あのなぁ、そうかもしれないけどさ。ま、いいや少しは元気になったかい？