何やってんだか

だいぶ寒くなってきたがどちらかと言えば暑い気候に比べれば毛むくじゃらな体質な性かこんな冬が好きだ。

夜のお散歩だって全く快適そのもの。一日二回のお散歩で夜の部は親父が担当なんだね。いっつも手を抜いて普段のコースをショートカットしようとしやがる。寒いんだったらちゃんと防寒着で出かけろよ、って言いたくもなるわな。たかだか30分位ぢゃないか。

でも親父いっつも散歩の目的地の公園で休息しながら夜空を仰いでる。ちょっと物悲しい風情でなにを考えているんだろうか。そりゃ今のご時世では不安になる事この上ないよなぁ。最悪だった2011年の出来事を収束するには今の政府の体制では余りに心許ない。だいたい震災の復興計画さえはっきりしない内から財源を明確にする為の増税案なんて国民を愚弄する施作にしか映らない。子供がギャンブルで負債をこさえたから親に相談する図式だよ。こんな方針は根本的に間違っている。

円高で職もない、年々給料カットで固定費が決まっているの状態で増税はないだろう。これではカネが廻らなくなるに決まっている。ただ国際的な損得勘定の帳尻を合わせて対外的な信用を得る、と言う施作では国民生活は貧窮の一途を辿るばかりで、一将功成って万骨枯る、と言う訳だ。こんな事に夢中になるから役人はいつまでもバカにされるんだよ。

本当に日本の復興、復旧を信じるならば損得勘定抜きで赤字国債でも復興債でも刷って国家主導のインフラ整備くらいやれよ。仕事さえあればなんとかなるんだよ。あんなギリシャやスペインなんぞの親方日の丸体制とは訳が違うだろ。とにかく復興が最優先。増税なんか尻に火が付けば提案すればよい。でも本当に災害襲来のタイミングが悪すぎた。民主党と財務省主導だなんてブラックジョークも甚だしいよ。勘弁してくれ。